妊娠糖尿病 症状

妊娠糖尿病が原因でおこる症状

妊娠糖尿病は様々な症状を引き起こします。

 

初期は無症状なので、妊娠糖尿病だと気が付かないまま出産をむかえてしまうと危険です。

 

そもそも、妊娠糖尿病という病名がまだあまり知られていない事が原因だと考えられます。

 

妊娠糖尿病とは、妊娠したことによってひきおこる2型糖尿病を指します胎盤の中で血糖値を上昇させるホルモンが作られることが妊娠中期によく見られますその為にインスリンが効きにくい体になってしまい血糖値が上がりやすくなります。

 

インスリンは本来、血糖値の上昇に依存するもので足りなくなったら正常な健康な妊婦の方の場合は自然と分泌されるものです。そしてインスリンが分泌されることによって上がりすぎた血糖値を下げてくれます。

 

妊娠後期にはインスリンの量が身体にたくさん必要になるにも関わらずこのときにそれに見合ったインスリンが作られない場合には高血糖になってしまい、糖尿病の症状が出ことがあります。このことが原因となるケースが実は妊娠糖尿病の原因の大半を占めているのです。

 

通常の糖尿病とは血糖値の診断基準も違います。普通の糖尿病は【空腹時血糖値126mg/dL以上、75gブドウ糖負荷試験2時間値200mg/dL以上、随時血糖値200mg/dL以上このいづれかが該当すると糖尿病とされていますが妊娠糖尿病はこの数値よりも低くても妊娠糖尿病と診断されます。

 

これは妊娠糖尿病は高血糖が続く事による妊婦や胎児への影響が大きい為、【1、空腹時血糖値100mg/dl、2、ブドウ糖負荷試験1時間値180mg/dl、3.ブドウ糖負荷試験2時間値150mg/dl】この3つのうち2つ以上該当すると妊娠糖尿病と診断されます。

 

ちなみに正常値は【空腹時血糖値110mg/dL未満、75g糖負荷試験2時間値140mg/dL未満】となっています。ちなみに初期段階であらわれる自覚症状はほとんどありません。

 

症状が悪化したころに喉の渇き、眠気、疲労感、風邪が治らない、頻尿、尿の泡立ち、歩行困難等の自覚症状があらわれてきます。そういう症状があらわれてきてしまった時にはすでに手遅れの場合がほとんどで食事制限や生活の改善など妊婦にとって更に負担がかかることが増えてしまいます。

 

最近ではブログで妊娠糖尿病の大変さを綴って、自分のように大変な思いをして欲しくないという良心的な方が予防しようといった趣旨のブログも増えていて、体験談を公開していて実際に巨大児の出産や早産で帝王切開で産んだ方、奇形児が産まれてしまった、残念ながら流産してしまた方の妊娠糖尿病の大変さを訴えています。

 

そういった情報を得る事や、妊娠糖尿病の症状があらわれる前に検査をマメにして予防することで健康な赤ちゃんを産みましょう。

妊娠糖尿病の治療で症状を緩和

妊娠糖尿病の症状は胎児だけではなく、母体にも影響を与える事が多々あります。

 

例えば先にもチラっと書きましたが、胎児には胎児奇形、胎児死亡、巨大児(4000g以上)等、母体には妊娠高血圧症候群や羊水過多症、妊娠中毒症、感染症、流産、早産になってしまう恐れがあります。

 

産後も放っておくと妊娠糖尿病が慢性化してしまい、糖尿病になってしまうこともあります。

 

そういったことを防ぐ為にはきちんとした予防や治療が大切です。

 

万が一、妊娠糖尿病になってしまった場合は血糖値を定期的にチェックして高血糖なファーストフードやお菓子などの摂取を控えましょう。

 

そして適度な運動です。

 

ウォーキングなど無理をせずにできる運動を心がけましょう。

 

ただ、この妊娠糖尿病はひどくなると合併症など併発してしまう場合も多いので、そういった症状がある方は主治医の先生ときちんと話し合って指導を受けた方が賢明ですね。